タイヤの詰め物として、空気(気体)の代わりに、固形物(固体)を使う仕組みだった。
パンクしないタイヤについて調べてみた。
●パンクしないタイヤ
・リペアムゲル
・e-コア
・Tannus Tire
パンクしないタイヤは、
(1) 従来のタイヤに詰め物を入れるタイプ … リペアムゲル、e-コア
(2) 一体成型のタイプ … Tannus Tire
の2種類があるようだ。
●Pros Cons List
パンクしないというメリットもあるが、その他の面ではデメリットもあり、一長一短である。
<メリット>
・パンクしない
<デメリット>
・重量増による漕ぎ出しの重さ
・振動吸収性の低下による乗り心地の悪さ
・振動吸収性の低下による車体の劣化
・タイヤ消耗時の交換コスト増
デメリットも多いが、それでもメリットがデメリットを上回るとしたら、
・通勤・通学などで、出発時にパンクしてたら、遅刻して困る
・配達業務、災害時などで、移動中にパンクしたら困る
・特殊車輌(電動自転車、車椅子、軍用等)
とか?
Tannus Tireは、軽量化されているので、上記の重量増のデメリットがなく、結構いいかも?
しかし、逆に、耐久性や安全性で、若干弱いような気がする。
=実際に検証していないので、想像の域を出ないが、従来のクリンチャータイヤと比べて、構造的にタイヤが外れやすくなるのではないか?と懸念した。
●パンク防止剤
タイヤのパンクを防止するアプローチとして、他に「パンク防止剤」(シーラント)を使う方法もあるが、普通の自転車のタイヤ=クリンチャーには向いていないようだ。
・タイヤの中に、パンク防止剤(シーラント)という液体を入れておく。
・タイヤに穴が空くと、パンク防止剤が漏れ出て、外気に触れると、硬化して穴を塞ぐ。
自転車用タイヤ - Wikipedia
チューブラー
「チューブラータイヤ」はゴム製のインナーチューブを袋状の布(「カーカス」または「ケーシング」と呼ぶ)で縫い包み、接地面のトレッド部にゴムを張ったタイヤの事である。
自転車チューブに更に、頑丈なゴムの円周状カバー(ケーシング)を被せたと考えればよい。
シーラントと呼ばれるパンク防止剤を事前に注入することで、もともと高い耐パンク性能がさらに改善されるため、ランニングコストの低減とともに、クリンチャーにはない乗り味を持つことから、徐々に愛好者が増える傾向にある。
クリンチャー
タイヤとチューブが別体になっている。
タイヤのビードをリム内側の溝に引っかけ、タイヤ内に納めたチューブを膨らますことによってビードがリムに押しつけられて、タイヤの形状を維持する。
チューブラーよりも手軽であるため、現在主流のタイプとなっており、ロードレース、トラックレース等の一部の競技用自転車を除けば大部分がクリンチャーである。
クリンチャータイヤの場合、二重構造の内側にあるチューブに穴が空いて、シーラントが漏れ出ても、チューブの穴の位置では外気に触れないから、硬化しない。
→シーラントがタイヤの外に出て固まっても、内側のチューブの穴は塞がらない。
→パンク防止剤を入れるなら、クリンチャーじゃなくて、チューブラーにしとかないと、意味ないかも?
・タイヤの断面が一重のタイプ=チューブラー、チューブレスのタイヤには、パンク防止剤(シーラント)は、有効。
・タイヤの断面が二重のタイプ=クリンチャーのタイヤだと、パンク防止剤は、穴を塞ぐ効果が低くなり、あまり役に立たない。
サイクルベース「あさひ」で自転車を購入した際に薦められる「パンク防止剤」についての質問です。 - Yahoo!知恵袋
自転車屋さんの話ですと「あさひさんの自転車って防止剤入ってるけど意味ないんだよね。」と言われました。
また、ネットで調べたらパンクして防止剤の緑の液体が自転車に飛び散っているひどい写真もありました。
パンク防止剤って意味があるのでしょうか?詳しい方教えてください。
パンク防止剤の正体は他の方が言うとおり、液状のゴムのようなものですが、車のタイヤ(チューブレス)などであれば効果はありますが自転車(とくにクリンチャーと呼ばれるタイヤとチューブが別になったヤツ)ではほとんど効果ありません。
自転車パンク防止剤について|まつしまスタッフのあれやこれやの話
パンク防止剤なのに
画鋲が刺さってパンク、、、。
意味がわからない
って感じでした(笑)。
本来、パンク防止剤なるものは上記のような場合(穴の大きさが画鋲サイズ)
最低でも家に帰るくらいまでは、エアが抜けない事が当たり前です。
サビた画鋲が刺さったくらいで、エアが抜けてしまうってのは
、、、ちょっとありえないですね。
湘南トレッタストア: パンク防止剤!
某量販店さんで積極的にこのパンク防止剤を入れてますがはっきり言って良いこと無しです。
防止剤が入っているとパンク修理が出来ないのでチューブ交換になり、修理代が高くなってしまいます。
しかもこの画像のように、パンクしますので、防止剤の意味はまったくありません。
●ノーパンクタイヤの歴史
ノーパンクタイヤの歴史は、空気の代わりにゴムを充填した「ソリッドタイヤ」というのが始まりみたい。
パンクしないタイヤとは - パン自研~パンクしない自転車の研究所
パンクしないタイヤの始まりは、“ソリッドタイヤ”という空気の替わりにゴムを充填したものでした。
パンクしないメリットと引き換えに、大幅な重量増となるため、農機や一部の産業機械にのみに採用され、人力で走行する自転車には不向きとされてきました。
やがてエアチューブに発砲ウレタンやゲルを注入する技術が開発されたことで、重量増加を抑えることに成功。現在多くの自転車に採用されてきました。
ソリッドタイヤ とは - コトバンク
ソリッド‐タイヤ 【solid tire】
空気の代わりにゴムを充填したタイヤ。パンクはしないが弾力性に乏しい。クレーン車・トレーラーなどの特殊車両に使用。


●リペアムゲル
リペアムゲルとは
リペアムゲルとは、株式会社マステックが2003年秋に「夢のパンクレス素材」として発表した新開発エラストマーです。
合成ゴムに大量のオイルを練り込んで作ったリペアムゲルは、常温では固体、100℃以上に加熱するとドロドロのゲル状物質に溶融、そしてまた温度が下がれば固体となる 「熱可塑性樹脂」 です。
この特性を利用し、自転車や車いすのタイヤに溶融したリペアムゲルを満タンに充填し固めたものが「絶対にパンクしない」タイヤです。
すごく昔から 「ノーパンク自転車」 ってあったような気がするけど?
確かに、20年以上も前からノーパンク自転車は存在しました。
このノーパンク自転車は、これまでに何度も現れては1~2年で消えるという不思議な商品。
そのナゾは使用されている素材 「ウレタンチューブ」 にありました。
ウレタンゴムを発泡させてドーナツ状に成形した発泡ポリウレタン樹脂をタイヤにはめ込んだこの自転車は、確かにパンクしない利点はあるのですが、お世辞にも乗り心地が良いとは言えず、また時が経つにつれタイヤが潰れてきて、ひどいときにはタイヤがポロッと外れてしまうなどの不具合が発生します。
こういった乗り心地の悪さや品質の低下により、結局発売から1~2年で鳴りを潜めることになり、お客様にとっても、自転車屋さんにとっても嬉しくない状況となっていました。
ウレタンチューブの何がダメだったの?
ウレタンゴムは他のゴム素材に比べて優れている点も多くあるのですが、残念ながら経年変化による劣化を避けることができません。
乗っても乗らなくても、半年から1年ほどで段々ウレタンチューブがへたってくるためペダルの漕ぎ感は重く、また、タイヤの中でウレタンチューブが潰れたり、千切れたりする。潰れすぎて走行時にタイヤが外れそうになることもあるので注意。
・昔のノーパンク自転車は、タイヤにウレタンを詰めていた。
・ウレタンは、経年劣化が大きく、素材としては良くなかった。
開発元の説明を見ると、自転車屋でタイヤにリペアムゲルを入れてもらえるみたい。
ただし、対応してくれる自転車屋が、まだ少ないことが欠点かな?
リペアムショップ加盟店でパンクしないタイヤに! 全国の店舗リストはこちら
自転車のタイヤにパンクしないリペアムゲルというのを入れてくれる自転車屋を教えてください。 - Yahoo!知恵袋
ダイシャリン池袋店でやってもらえますよ。
料金がそれほど変わってなければ、他店より安いと思いますよ。
(当時、HP上で見る他店の料金より2〜3割くらい安い料金でした)
東京都民なら、ダイシャリン池袋店が安くて良いみたい。
【自転車】ダイシャリン
ネットで検索すると、リペアムゲルの乗り心地が、いろいろ報告されていた。
細いタイヤに交換&リペアムゲル&RIXEN&KAUL : ☆ゼロブログ☆
折り畳み自転車のタイヤはママチャリやクロスやロードよりもサイズが小さいので少しだけ重くなるだけと思い先ずは、オレンジタルタルをリペアムゲル加工します
リペアムゲル加工して走行しタイヤが磨り減りタイヤ交換する時にはリペアムゲルを溶かし直してまた再利用できるので地球に優しいエコになります。
パンクレスに加工後雨が降ってたので数十メートルしか走れなかったけど加工前と変わりなく、タイヤはよく転がります。
タイヤ径の小さいミニベロ(小径車)とかなら、リペアムゲルにしても、そんなに重たくならないみたい。
軽快なクロスバイクにリペアムゲル加工・・どうですか? - 自転車・マウンテンバイク - 教えて!goo
パンクリスクゼロのメリットは人によって異なります。例えばリペアム加工は老人ホームや介護施設の車椅子のタイヤに採用されているそうです。これらのユーザーさんには「重量増」のデメリットよりも「パンクリスクゼロ」のメリットがはるかに大きいからだと思います。
リペアム加工は開発企業が特許をもち、専用の機材と講習を受けたお店でないと加工できない技術(しかも大量生産はできない)だそうなので「ブリジストンが採用」したり「爆発的に普及」したりはしないのだと思います。
実際に4000km乗った経験からいうと、リペアム加工はホイールの定期点検さえ数ヶ月に1回しておけば、いまのところ私にわかる自転車のダメージはなく、毎日快調に乗ってます。
パンクしにくいタイヤ - 自転車・マウンテンバイク - 教えて!goo
のりごごちとノーパンク加工の関係ですが
ノーパンク加工したタイヤも太い方が乗りごごちはいいはずです
ただし、太いタイヤのリペアム加工は相当重量が増えます(ママチャリ級のタイヤだと1本1K増らしい)
のりごごちと走行抵抗が反比例するのは空気タイヤもリペアムも同じです
のりごごちを優先すればタイヤは太くなり、軽いこぎでスーと前に出る軽快さは犠牲になります
ロードのようにこげばこいだだけ前にでる軽快さを優先すればタイヤは細くなりのりごごちは悪くなります
私はかねてからパンクリスクさえなければロードのような23Cのタイヤに乗りたい(のりごごちの悪さは我慢できるので)と思ってましたのでリペアム加工を知って迷わず700×23Cを選択しました
28Cやそれ以上の太さでのリペアム加工はかなりの重量増になると思うので、あまりお勧めしません
のりごごち重視なら空気タイヤで28C以上
軽快さ重視なら23Cでリペアム加工といったところでしょうか
・小径、細いタイヤなら、リペアムゲルでもOK
・太いタイヤなら、従来の空気の方がいい
●e-コア
近所の店で見たチャリが、このタイヤだった。
e-コアは、メーカーのサイトを見ると、現在製造中止で入手できない。
一般ユーザー向けの製品は製造していないが、メーカー向けの製品は製造しているのかもしれない。
使えなければ、検討の余地もないが、一応調査。
そのうち、一般ユーザー向けの製品も、販売が再開されるかな?
ノーパンクタイヤ、プライマー接着なら株式会社型善へ
24年 6月 5日
販売中止のお知らせ。
eコアフィットインシステムは、生産が追いつかない為、当分の間販売を中止します。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 販売再開致しましたらお知らせします。
1年も販売再開がないとなると、何か製品に不具合が発見されて、改善できていない可能性も考えられる。
=製造者責任を回避するために、販売しないとか?
パンクしない自転車|飯島サイクル ブログ
e-コアはメディアで紹介されていますが、宅配会社の使う自転車に採用されたり、昨年の震災の被災地で物資輸送などに使われる自転車にも採用されたりと、数々の実績を持つ注目の商品です。
e-コアは、タイヤの中に「マイクロエアコア」という素材を「チューブ+空気」の代わりに入れることで、「空気の入っていない自転車」を実現しています。
お手持ちの自転車のタイヤに入れて、ノーパンク仕様にすることもできます。
その場合の価格は、タイヤ一本あたり¥5,000です。
電動自転車にe-コアを使った人の報告があった。
価格.com - 『e-コアフィットシステムによりパンクレス化』 ヤマハ PAS Brace-L PV26SL + 専用充電器 のクチコミ掲示板
Tommy104さん
私はロードにゲル、ミニベロにeコアを装着しました。
それなりに速度は出しますが、直進では問題ありません。
ただしカーブは減速をお勧めします。
空気が入っているタイヤとは感覚が違います。
あと障害者用の黄色いプレートも段差を乗り越える時に弾性で少し戻る感覚が両方ともあって私は私は違和感を覚えます。
どちらかといえばeコアを進めますが、両方とも重いです。
パンクから開放された嬉しさはありますが乗ってる楽しさは半減と言ったところでしょうか?
いずれにせよ長所短所を理解した上での購入をオススメします。
eコアは着けられなくて販売元に相談したところ送料のみ自己負担ですぐに取り付けてくれました。
早いし対応は良かったです!
2012/07/16 09:39
ビッグベアー2011さん
私も2カ月前にeコアを自分で入れてみました。
最初はメーカーのビデオを見て同じように装着して乗ってみたら重くなって疲れるので1カ月でチューブに戻してみたんですが、またパンクをしてしまい、何とか重い感じを改善出来ないかと考えました。
eコアのゴムは乗り心地は堅いのに実際は柔らかく、タイヤが潰れて接地面積が多くなるのが重くなる原因ではと考えました。
それで、ビデオでは2cm長くゴムを切って入れる所を5cmと10cmを試したら(切れた所に追加で足します。)10cmだと漕ぐのが軽くなりました。
ゴムの変形が少なくなった為で、重量増はあまり感じません。
10cmも長いのを入れるのは少々苦労しましたが強引に入れれば入ります。
乗り心地も、元々ゴツゴツ感があるので変わらないです。
ショップで入れてもらった人は無理かもしれませんが(試しに店に聞いてみては?)、自分で入れた人は試してみて下さい。
くれぐれも自己責任でお願いします。
2012/12/17 00:04
・適正なサイズのe-コアを購入しないと、取付けられない。
・直進は問題ないが、カーブでは違和感がある。
・漕ぎが重たくなる。e-コアを長めに詰めて、接地面積を減らすと転がり抵抗が減る。
再利用可能で、長持ちするみたいだが、値段もそれなりに高いかな?
→タイヤ1本分で5000円程度
●リペアムゲルとe-コアの欠点
電動アシスト自転車 まとめ @ Wiki - よくある質問
Q.ノーパンクタイヤ「eコア」「リペアムゲル」って?
→A.それぞれノーパンクタイヤとして使われている技術。
「リペアムゲル」は、熱可塑性のあるゴムを空気の代わりにタイヤに充填。
「eコア」は、エラストマー(微発泡性樹脂)をチューブの代わりに嵌め込む。
初心者は「パンクしないなんて凄いじゃないか」とつい釣られてしまうが、デメリットも大きいので注意が必要。
(1)衝撃吸収性
パンクするという欠点を除けば、実は空気はタイヤに充填する素材としては超軽量かつ振動吸収性に優れている。
これをエラストマーやゲルやスポンジで代用すると、まず振動吸収性が格段に落ち、スポークの負荷が大きくなる。
ただでさえスポークの負荷が大きい小径車だと、リムとスポークを繋ぐ部分がより壊れやすくなる。
(2)走行抵抗
空気に比べれば重量増はかなりのものなので、当然漕ぎは重くなる。
単純な重量増が1.5kg~2kgなだけでなく、回転するホイールの外周部が重くなるので更に影響は大きい。
(ハンマー投げのハンマーを重くして振り回す様なもので、回転させるにも停止させるにもエネルギーが増える)
体感では、まるでタイヤを数サイズ太くしたか、パンクして空気が抜けたみたいに走行抵抗が増える。
特にゴム充填タイプのリペアムゲルは、重量増及び走行抵抗悪化の傾向が比較的高めに出る。
(3)グリップ力低下
路面の形に追従して変形する能力が、空気に比べて柔軟性に欠ける(変形が遅い)。雨天のグリップ性能も落ちる。
特にエラストマー嵌めこみのリペアムゲルは、コーナーでタイヤが若干ヨレる感じが出る。
(4)交換コスト
意外と「パンクしなけりゃ交換しなくて済む」と思っている人が多いが、経年劣化で定期交換が必要。
eコアの様な詰め込むタイプは、経年劣化で萎縮して性能が落ち、5000km(約2年)程で交換時期が来る。
リペアムゲルの様な充填タイプは、ゴムとタイヤが一体化するので、タイヤが磨耗(約2年)したらゴムごと全交換。
更にニップル、スポーク、リム等もガタが来やすいので、空気タイヤよりも交換サイクルが早くなる。
…この様に、空気タイヤよりもかなりお金が掛かって性能も大きく低下してでも、パンク「だけは」避けたい人、
例えば 業務用配達 をする等の特殊な用途の人向けにしか薦められない。
もしデメリットが存在しないなら、世のタイヤは全てノーパンクタイヤになる筈。
ここからも想像できる通り、総合性能では未だ空気タイヤには及ばない。
あれ?小径車は、振動でぶっ壊れやすくなるの?
リペアムゲルは、溶かせば再利用できるって紹介されてたよ。まあ、何回も使えるわけじゃないだろうけどw
●Tannus タンナス
e-コアは生産中止、リペアムゲルに対応している自転車屋は少ない、
となると、「Tannus Tire」がお手軽だろうか?

Tannus tire
Tannus | タンナス - ポリマーテクノロジーを駆使し開発された、チューブレスのノーパンクタイヤ。 株式会社エバニュー Whizz Div.
2003年に創業のKOREAブランドTannus Tire。
ポリマーテクノロジーを駆使し開発された、ソリッドタイヤを展開しています。
その言葉通り、空気を使用していない為パンクの心配はありません。
また、「チューブ+タイヤ」ではないため、非常に軽量、そして13色のカラー展開が特徴です。
Tannus Tireは、2012年春、日本デビューです。
リムを交換する必要はありません。クリンチャーリムをご使用の方はそのリムに簡単に取り付けられます。
新開発のロッキングピンシステム(PATNO:0-0943331)によりTannusタイヤを安全にご使用頂けます。
※ 一部、使用できないリムもありますのでご確認を!
・700×23C … ムサイ(MUSAI) 実売価格 4620円
・26インチ … ソロキ(THOROKI) 実売価格 5775円
・16インチ、20インチ … ニンフ(NYMPH) 実売価格 4620円
という3つの製品ラインナップ。
タンナスは通販でも入手可能だが、東京都内ならビクトリアで売られていた。
Tannus 販売店一覧
Net Victoria - ネット ヴィクトリア
タンナスは、
・パンクしない
・軽量
・カラーバリエーションが豊富
というメリットがある。
しかし、取付け方法を調べたら、装着の強度で一抹の不安があった。
→走行中に、横方向の過大なGが加わったら、タイヤがポロンと外れちゃうんじゃね?
→まあ、急カーブとか、ドリフト走行しなければ、大丈夫なのかな?
タンナスの取り付け方法、取り外し方法がYouTubeで紹介されてた。
タンナスをリムに取付ける方法は、小さなツメをリムの内側に引っ掛ける仕組みだった。
グッドアイデアだと思うけど、ツメの素材強度や、経年劣化の程度が分からなかった。
→数値データ、資料がない?
まあ、強度が心配なら、チューブラータイヤ用のセメントとか両面テープも併用してみれば良いのかな?
=ツメ以外にも、何らかの方法で、タイヤがリムに固定されるような工夫
タンナスの欠点を、強いて挙げれば、取付けが結構大変みたいな点。

タンナス ノーチューブ ノーパンクタイヤ! | Cycle Shop Nakahara Diary
付属のレバーを使い、ピンをリムにはめ込んでいきます。コツがつかめればうまく入れれるようになりますが、最初慣れないうちはかなり力がいります。
1本装着するのにかなりの力と時間がかかりました。
タンナスと通常のクリンチャー(チューブタイプタイヤ)の比較をしてみました。
1.取付について
タンナスの取り付けは慣れてないこともあるが、クリンチャータイプの約5倍の手間がかかりました。
リムの幅、ピンのサイズに関係するとおもうのですが、ピンを一本、一本、レバーで押し込んでいく作業が力とコツが要ります。
クリンチャーも慣れるまでは無駄に力を使ったりしますので、数をこなし、慣れてくればもっと装着時間の短縮ができそうです。
あとロードタイヤサイズと、MTB、一般車、小径などのサイズがあり、タイヤサイズによっても取付しやすさが違うかもしれません。
2.走行性能について
テストライダーKDMが約15kmの舗装路、サイクリングロード、未舗装路、登り坂、雨中のタイル上の走行をしました。
普段使用しているロードタイヤとの比較になりますが
・漕ぎが重く、すぐに減速してしまう。惰性で進まないので常にペダリングしていなければ停止してしまう。
・グリップ力があまりないので、特に雨中でのタイルの上などの走行は気をつけるべし。
・クリンチャーと違い、未舗装路でもパンクに気をつけることなくガシガシ走れます!
・走行感が重いので、トレーニング効果が抜群。次の日も脚に疲労感が残る。
とのことでした。
タンナス ロードタイヤ(700×23C)はサイクリング、レースなどスポーツ走行には向かない。
かなと感じました。
ただ通勤途中に絶対パンクトラブルにあいたくない、という方には絶対にお勧めです!
子供乗せを付けている場合、後ろタイヤのみ交換するのも有効そうですね。
CCA 自転車で元気生活! スー散歩 番外編 ~tannusはハードルが高かった~
goldfish staff blog: TANNUSタイヤ 取付け実演
2012年7月15日日曜日
さて先日、テレビ朝日「お願いランキング」で紹介されて以降、
当店goldfishにも多数お問合わせ頂いております、
「TANNUS(タンナス)」ノーパンクタイヤ。
その特徴と言えばもちろん「パンクしない」コトなんですが、
もう一つの特徴は、、、
取付けが超~大変っ!!
なんです・・・。
女性の方や、タイヤ使い(?)に慣れてない方には少々シンドイかもしれません・・・。
でもテクニックは要りません、「気合いと根性と少しの運」。
所要時間は、だいたい30分程度。
でも初めての方や慣れてない方はゆうに1時間以上掛ってしまうかと、、、
YouTubeでは、淡々と取り付けていたけど、結構ツメが硬いんだな!?
そのためか、タンナス専用のプライヤーも用意されていた。
タンナスの乗り心地が報告されていた。
ぶっちゃけた評価・タンナスのタイヤ|ダイゴマンの輪道
2012-06-27
タンナスというシリコン製のノーパンクタイヤでツーリングに行ってまいりました。
始めに、言っておきます。ママチャリ用としては「アリ」なタイヤではあると思います。
ですが、僕はあくまでツーリング用として感想を述べています。
まず、特筆すべきは漕ぎの重さと、クッション性の無さです。
これに関しては致命的なまでの領域であると思います
もう本当に怖いのがクッション性の無さです。
ちょっとした段差やくぼみでもガツンガツンとサドルが尾てい骨を打ち付けてきます。なので、段差は自然と避けますし、でこぼこも避けていきます。
て・・・それでは普通の細いタイヤで走る時と一緒ではありませんか・・・・
ノーパンクタイヤだけに、段差やダート、でこぼこの舗装もガンガン行きたいところですが、尻がそれを許してくれません。
痛くてたまらんです。これだけはどうにもなりませんからね・・・
正直、このタイヤでの50km以上のライドはしたくないですね。
耐パンク性と言うのは最低限の乗り心地を実現して初めて意味を持つもなのだなと言うことだと思います。
タンナスのタイヤが、要求されうる最低限の乗り心地を実現しているとは到底言えません。そこまで苦労して千キロに一回あるかないかのパンクを避けたいとは正直思いません。
このタイヤ、ママチャリorデイリーユース向けですね。
サイクリングでタンナスを使ったら、ケツが痛い→痔になったらヤバイ?
振動吸収性が悪いなら、フルサス自転車や、サスペンションシートポストと組み合わせるのが良いだろうか?



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自転車をノーパンクタイヤに変更するなら、
(1) Tannus Tire
(2) リペアムゲル
(3) e-コア
という順番で検討してみるのが良いだろうか?
![]() | Panaracer(パナレーサー) イージーパッチキット [パンク修理パッチ] RK-EASY Panaracer(パナレーサー) 420円 |