たまにしか使わないなら、これで十分かな?
(参考にメモ)
自作 ヘッド圧入工具 - プクール自転車
GIANT ヘッドパーツ及びFフォーク取り付け2 - プクール自転車
GIANT ヘッドセット交換&フォーク塗装剥離1 - プクール自転車
GIANT ヘッドセット交換&フォーク塗装剥離3 - プクール自転車
ヘッドパーツ - Wikipedia
ヘッドパーツ(headset)は、自転車のフレームのヘッドチューブの上下に装着される部品で、内部の転がり軸受けを介してメインフレームとフロントフォークを連結する。
●材料

ホームセンターで売っている水道用のビニールパイプや、両ねじボルト、ナット、ワッシャー等が材料。
●玉押しの圧入
オーバーサイズのフォークは、コラムの外径が1+1/8インチ=28.5ミリ程度。
内径30mmのビニールパイプを使用。
玉押しの形状に合わせて、パイプの内側をちょっと削っても良いみたい。

(左:削った後、右:削る前)

玉押しの形状に合わせて、ビニールパイプの内側を削ると、ピッタリはまる。
=玉押しのベアリング受け部分じゃなくて、玉押しの外側に引っ掛けるかんじ。

両ネジボルトでパイプを締め上げて、玉押しを圧入。
●椀(ワン)の圧入
ワンの圧入は、大きなワッシャーではさんで、両ネジボルトで締め上げればOK。

上下の両方のワンを同時にはめるのではなく、片方ずつはめているそうです。
●椀(ワン)の取り外し
ワンの外し方に、ちょっと感動しました!
=頭イイと思った!
ポイントは、半分に切ったワッシャーを使うことみたいです。
・ワッシャーを、ワンの内側に引っ掛けて、外に押し出す。
・ワンが上下に付いている状態だと、そのままではワッシャーが入らない。
・ワッシャーをワンの内側に入れるため、半分に切って利用する。

外径32mmのワッシャーを半分に切る。

半分に切ったワッシャーをテープで固定。

上下のワンが付いている状態だと、そのままでは外形32mmのワッシャーが入らない。
だけど、半分に切って曲がるようにすれば、ワッシャーをワンの内側に入れられる。
ここが頭イイ!と思ったところです。

ワンの内部に入ったワッシャーは、ボルトで締め上げれば、曲がった状態から、平らな状態になります。
(=説明を分かりやすくするため?、単体でボルトを締めたときの写真。ワンの内側でこの状態にします。)

ワッシャーをボルトで締めて、元の形状にして、反対側から塩ビパイプで押し出します。
=内径20mm(外形26mm)の塩化ビニールパイプを使用。
=ワッシャーに当てたパイプをハンマーで叩く。
ワンの圧入工具を自作しているのは、ネットで見たことありましたが、
ワンを外す工具を自作しているのは、初めてみました。
こんなふうに工夫すれば、自作工具でワンを外せるんですね!
●玉押しの取り外し
私は、フォークから玉押しを外すとき、自作の工具ではなく、専用工具を使ってます。
=これは、そんなに高い工具じゃなかったので、自作じゃなくてもOK

「クラウンレースリムーバー」という工具です。
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