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    大空のサムライ

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    WBCで日本が優勝した。
    日本人選手の質が高かったということだろう。
    チームのニックネームは「侍JAPAN」。

    木の棒を振り回して、玉を叩く。
    野球とは、言ってしまえばそれだけのことでしかない。
    そこには、生死を賭けた真剣勝負はない。

    侍という言葉が、安っぽく聞こえはしないか?


    侍 - goo辞書

    (1)身分のある人のそばに仕えて雑用を勤める人。おつきの人。
    (2)帯刀し武芸をもって主君に仕えた者。武士。さむらい。



    侍は軍人であった。
    軍人とは、殺人を生業とする人間である。
    平時ならただの人殺しでしかない軍人が、戦時には英雄扱いされる。
    なぜか?

    軍人は、自らの命を危機にさらしながらも、敵と戦い、味方の命を守る。
    人間には「生命欲求」(=生きたい、死にたくないという欲求)があり、その欲求を満足させてくれるから、自分にとって良いものという判断をなす。
    自分を殺そうとする者から、自分を守ってくれる人はありがたい存在に見える。
    自分さえ良ければ他人はどうでもいい」という自我の基本認識にとって、軍人は都合の良い存在なのだ。
    冷静に考えれば、軍人とは人殺しでしかないのだが、人殺しを賛美する理由は明快だ。

    ビートたけし91年の発言

    大体、平和とか反戦とか口にする奴というのは自分は安全な所にいて、高みからものを見ているに過ぎない。
    もし戦争反対と言うなら、自分が殺されても構わないという覚悟ができなければ嘘だね。
    安全圏で言うんじゃなくて、家族全員皆殺しになっても異議を唱えませんというような状況で発言しないと。
    どこかの国が攻めてきた時、家族皆でさあ殺せ、いいですよ、と言う人なら戦争反対を語ってもいいけど自分が殺される状況なら武器を取るよ、と言った瞬間にその人は平和主義者ではなくなるんだ。

    そんな日本人が表面的な、綺麗事で戦争批判をしても当事者からしたら「何言ってやがるんだ」という話でさ。
    そういう偽善者は一切海外に出ないとか、もし外国行っても目立たないように黙って暮らすしかないだろう。
    卑怯者には卑怯者の生き方がある。

    海外で重要な立場に立つというのはとんでもない責任を負う事なんだよ。 
    変に関係ない所から平和だとか言うからおかしくなるんでね。
    そんな偉そうな事を言える民族じゃないんだよ。



    ・軍人は不要だという人は、自分の身は自分で守るしかない。
    ・武器を持つなという人は、自分を殺そうとする武装勢力の前で、無力な存在になるしかない。

    動物は、弱肉強食=強い者が弱い者をいじめる構造になっている。
    軍人は、動物と違って、弱い者をいじめるのではなく、弱い者を庇護する。
    そこに、軍人による殺人行為を肯定する大義名分が与えられる。

    他人のために自分の命を差し出すなんてことは、普通無理だ。
    本当は自分を守るために戦うのであり、他人の庇護はオマケだ。

    杉良太郎 - 君は人のために死ねるか

    昔 人は戦で死んだ
    国のため戦って 黙って死んだ
    いま熱い血はどこにもない
    泣くことさえ人は忘れた
    君は人のために死ねるか



     
    人間の本性が露になる状況には、3つある。

    (1) 窮地に追い込まれたとき
    (2) 一人になったとき
    (3) 有頂天になっているとき

    口先では綺麗ごとを言っている人でも、いざ自分の死に直面すると、必ず生命欲求が出てきて、やっぱ死にたくないと思う。

    坂井三郎 - Wikipedia

    太平洋戦争時における日本のエース・パイロットとして知られる。
    戦後に海軍時代の経験を綴った著書『大空のサムライ』は世界的ベストセラー。

    特攻作戦については愚かな作戦と批判しており、「特攻で士気があがったと大本営は発表したが大嘘。『絶対死ぬ』作戦で士気があがるわけがなく、士気は大きく下がった」とインタビューに答えている。



    命を賭けて戦うことがなくなった日本は平和だ。
    玉遊びで侍?

    侍という言葉が、安っぽく聞こえはしないか?

    大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)
    (2003/04)
    坂井 三郎

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