「地図とデータで見る人権の世界ハンドブック」という本で、人権に関する様々な統計データが紹介されていました。
外国には、教育を受けることができない人々が多くいることに驚きました。
少しでも状況が改善されるように、微力ながら貢献していきたいと思います。
![]() | 地図とデータで見る人権の世界ハンドブック カトリーヌ・ヴィトール・ド・ヴァンダン 原書房 2021-11-05 ¥3080 |
地図とデータで見る人権の世界ハンドブック - 原書房
【目次】
まえがき
はじめに
人権の歴史
人権の基礎となっている文書と偉人たち
古代の奴隷制と原住民法
黒人奴隷売買とコード・ノワール(黒人法典)
良心、表現、信教の自由
市民権、国籍、参政権
平等
死刑─―世界中での廃止に向けて?
刑務所、受刑者の権利
法律を知る権利と裁判を受ける権利
個人と集団の権利の前進と尊重
社会権と労働者の団結権
結社の自由
差別、そして差別との闘い
女性の権利―─なにも獲得されていない……
子どもの権利、闇の領域
教育を受ける権利
健康権と障害に対する闘い
今日も残る奴隷制
アジール権
先住民族の権利
新しい権利の獲得
マイノリティーの権利
文化権
環境権
生命倫理(バイオエシックス)
移動の自由、21世紀の人権
ICC、国際刑事司法へ
国際人道法
EUの通商協定における人権
権利の危機、危機における権利
居住の権利
デジタル時代の自由権の保護
インターネットと新しいテクノロジー
新しい外交?
グローバル化された空間における超国家的な動き
つねに政治的な飢餓
ロマの権利、それともすべての市民の権利?
集団の犯罪─どんな国際司法か?
国家を求めて─―パレスチナ人とクルド人
テロリズムと安全保障─EUの場合
法律の記憶、記憶の法律
権利擁護機関(フランス)
おわりに
付録 参考文献/執筆者一覧
【著者について】
◆編者◆
カトリーヌ・ヴィトール・ド・ヴァンダン(Catherine Wihtol de Wenden)
国立科学研究センター(CNRS)の国際調査研究センター(CERI)名誉研究所長。
パリ政治学院でも教鞭をとる。
◆地図製作◆
アレクサンドル・ニコラ(Alexandre Nicolas)
フリーランスの地図作成・コンピュータマッピング技術者(https://www.le-cartographe.net/)。
アンセル『地図で見るイスラエルハンドブック』(鳥取絹子訳、原書房、2020年)など、本アトラスシリーズも多く手がけている。
協力*人権連盟(Ligue des droits de l'homme)
◆訳者◆
土居佳代子(どい・かよこ)
翻訳家。青山学院大学文学部卒。
訳書に、ギデール『地政学から読むイスラム・テロ』、ヴァレスキエル『マリー・アントワネットの最期の日々』、アタネほか編『地図とデータで見る女性の世界ハンドブック』、レヴィ編『地図で見るフランスハンドブック現代編』、デルピルーほか『地図で見るイタリアハンドブック』、テルトレ編『地図とデータで見る軍事戦略の世界ハンドブック』、ソルノン『ヴェルサイユ宮殿──39の伝説とその真実』、トゥラ=ブレイス『イラストで見る世界の食材文化誌百科』(以上、原書房)などがある。
地図や図解が見やすかったです。
地図作成技術者:アレクサンドル・ニコラ(Alexandre Nicolas)
Cartographe et géomaticien indépendant
人権連盟
Ligue des droits de l’Homme - Fondée en 1898